発音がしづらくなるって本当?
子どもの歯列矯正、発音や滑舌が悪くなるって聞いたけど・・・
子供さんの歯列矯正に際して、「歯列矯正装置をつけると、発音がしづらくなるのですか?」という保護者の方からの質問が多いということですが、まず前歯の表側の装置(通常のワイヤーブラケットなど)の場合は発音にまったく影響はありません。影響があるのは、歯の裏側の装置、リンガルブラケット(舌側装置)です。
【リンガルブラケット(舌側装置)】
お子さんの場合でも、保護者の方が審美面を気にされるために、歯の表側装置を避けたがる傾向があります。歯列矯正装置が目立つことで、「からかわれたり、いじめられたりしないか」というご心配もおありなのでしょう。ただし、歯の表側装置は、目立つ反面、発音などにまったく支障がないとういメリットがあります。合理性からすれば断然、歯の表側の矯正装置がおすすめです。
リンガルブラケット(舌側装置)の場合、どうしても舌先が矯正装置に触れるため、サ行・タ行音の発音がしにくくなるようです。また、中学生以上のお子さんの場合、英語の”Th”の発音が難しくなるといわれています。
しかし、これも慣れで、時間が経つとともに発音のしにくさも徐々に減り、きれいに発音できるようになりますし、滑舌も良くなります。だいたい、慣れるまで1〜2ヶ月の時間を要するとされています。
歯の表側装置と、歯の裏側装置、それぞれにメリット・デメリットがあります。お子さんの意見も尊重しながら、歯列矯正装置を決定されることをおすすめします。