歯列矯正装置の壊れ/外れ/変形

歯列矯正装置によっては、熱や衝撃に弱いタイプもあります


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歯列矯正装置によっては、ちょっとした衝撃などで外れてしまうケースもあります。「こんなに簡単に外れるなんて・・・先生の腕が悪いのでは?」などと病院にクレームをつける方もいらっしゃるようですが、そもそも歯列矯正とは想像よりもわずかな力で行われるもので、調整のたびに着脱しやすい造りになっています。もしも、歯のかぶせものや詰め物と同じように、矯正装置をお口にしっかり接着してしまっていたら、クリニックの先生も調整のたびに苦労することになってしまいます。それに、着脱するごとに接着部周辺の健康な組織も一緒にはがれてしまったら大変ですね。

というわけで、歯列矯正装置というのは、割合簡単に外れるようにできているのです。とくに、歯列矯正直後などは、患者さんが装置に不慣れなこともあって、簡単に外れることも多いようです。

【歯列矯正装置が壊れる、変形する】

たとえば外部からの衝撃や固いものを噛んだときに、装置が割れたり壊れたりするトラブルも十分考えられます。装置によっては尖った金属部が露出する場合もあり、とくにお子さんの場合などでは飲み込みなどに注意が必要です。また、壊れた破片などで口の中を傷つける可能性もありますので、すみやかにかかりつけのクリニックに行きましょう。

また、装置によっては熱に弱いものもあります。その場合はクリニックで事前に説明があるかとは思いますが、熱い物を飲んだり食べたりしたときに、ワイヤーなどが熱変形を起こす場合もあります。

【歯列矯正装置は大切に】

矯正装置について患者さんは、「矯正装置って意外ともろいんだ」と思われることでしょう。しかし、それは患者さんの歯のためでもあります。強度のある装置がもちろん望ましいのですが、歯に負担がかかる、歯茎を傷めやすい、壊れたときに危険などのデメリットも多く、がっちりと固定された堅い装置が必ずしも良いとは言えないのです。

矯正装置の外れや壊れ、ゆがみは誰にでも起こりえることです。もしトラブルが起こったら、「装置のもろさは患者さんの安全を優先しているためだ」ということを思い出してくださいね。

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